小型船舶免許の種類や取得方法について

小型船舶免許には、一級小型船舶操縦士免許、二級小型船舶操縦士免許、湖川小出力限定免許、特殊小型船舶操縦士免許の4種類の免許があります。免許の種類は乗り物の大きさは排気量などで分類しているのではなく、操船場所や操縦できる距離などで区分されているのが特徴です。小型船舶免許を取得するためには、免許スクールに通って学科講習や実技講習を受けたのちに国家試験を受験する方法、国土交通省に登録されている小型船舶教習所に入校する方法、独学で勉強をして国家試験を受験する方法の3通りがありますが、実技に関しては独学は難しいので、免許スクールで受講するのが一般的となっています。料金やスケジュールに合わせて自分に適した取得方法を決めて、申し込みをするようにしましょう。

小型船舶免許を取得するためには、身体検査基準も定められているので注意が必要です。視力に関しては両目とも0.5以上であること、色覚については夜間において船舶の灯火の色が識別できる状態であること、聴力は5メートル以上の距離で普通の声の大きさが聞き取れることとなっています。また、疾病や身体機能の障害においては、小型船舶操縦者の業務に支障をきたさない範囲であれば特に問題ないとされていますが、程度に応じては専門医の診断書が必要になることがあるので、心配がある場合は事前に免許スクールなどに問い合わせておくようにしましょう。身体検査に関しては、合格日から1年以内に進級などのために再受験をする時には免除されるのでスムーズです。

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