小型船舶免許は、交付されてから5年間の有効期限がありますが、有効期限の満了日から1年前より更新ができるようになっているので、早めに行うことができます。ただ、まだ余裕があるから先延ばしにしてしまうこともゼロではない、何度もチャンスがあったけれどもうっかり更新することを忘れてしまって有効期限が切れてしまうなどのケースもゼロとはいい切れません。お金もかけたし時間もかけた小型船舶免許も、有効期限が切れてしまうとそれまでなどのイメージを持つ人も多いといえます。しかし、有効期限が切れてしまったとき、失効再交付講習を受講することで再び小型船舶免許を保有することができます。
このとき国土交通省認定の登録教習所を利用することで申し込みから講習の受講など一括で行うことができます。ちなみに、小型船舶操縦士免許証の左下部分には有効期限が明記されているので、これをチェックしておけば慌てずに済みますが、日々更新までの日程を頭の中に入れておくことは難しいので、事前にスマートフォンのアプリを使うなどして期日を迎えた段階でアラームが鳴ったりカレンダーに特殊なマークが記載されるなど分かるようにしておく方法もおすすめです。国土交通省認定の登録教習所での再交付講習は予約制になるので、各会場の購入日程を確認してから受講申し込みを行う、失効再交付講習費用20、000円(税込)(2022年10月時点)を講習5日前までに振り込む、当日講習会場に出向いて講習の受講を行うことで再交付手続きが可能になります。